家づくりには本当に大きなお金が必要になるから、住宅ローンを組むのは仕方がないこと。頭金を貯めてからでないとマイホームを手に入れることが出来ないとすれば、ほとんどの人は本当に家が必要な時には家が持てず、子育ても終わり、夫婦で老後を過ごす頃にやっと現金で家を買えるだけのお金が用意できるはずである。
しかし・・・皮肉だがその頃にはもう家はあまり必要でない。だから住宅ローンというのは大きな意義のある商品である。しかし、ローンということで安易に考えてしまう人がいるのも事実だ。月々●万円という表現になることによってあまりにも気楽に考えてしまうのである。
住宅ローンは一般的に20年~35年という長期のローンである。その点で車や、家電製品などを3年~5年のローンで買うのとは圧倒的な違いがあることを認識しなければならない。20年前に今のような景気を想像できただろうか?逆に言うとこれから30年後の経済状況を予測することのできる人がどれだけいるだろう?だれ一人いないはずである。
つまり、今のようにお給料を貰えているか?そもそも今の会社が存続しているのか?だれも分からないのである。「今」もらっている収入を基準にして返済計画を立てる人が多い。それ自体は悪くない。とりあえず基準はそれしかないのだから。しかしその基準をあまり楽観的にとらえるのはお勧めしない。さまざまなリスクを想定して対応できるように慎重にとらえるのが大切だと思う。